ニキビ跡ケアにぴったりのビタミンC誘導体の効果

ニキビ跡にいいビタミンC誘導体って?

はてな

ビタミンC誘導体がニキビやニキビ跡のケアにいいというのは誰もがなんとなく知っていることだと思います。しかし、改めてどんなものなの?と考えてみると

「ビタミンCを肌に浸透させることを可能にしたもの」

というくらいの認識しかないと思います。っていうか、どうして誘導体じゃなきゃだめなの?って思う方もいますよね。

実際私はそう思いました。家でレモン絞って塗っておけるなら何千円もする化粧水を買わなくていいんですから。

じゃあ、どうして普通のビタミンCを肌に直接塗っても効果が無いのでしょうか?それには主に2つの理由があります。

つまり、誘導体という形でないと肌に塗っても全く効果を発揮しないのです。上記のそれぞれの意味についてもう少し詳しく説明してみます。

肌に浸透しない

入らない

ビタミンCに限らず、多くの水溶性美容成分は基本的に肌に直接塗っても浸透することはありません。当たり前ですが、何でもかんでも浸透してしまったら体にとって良くないものもたくさんあるので、そういったものを食い止めるためにも、肌の表面にはバリア機能があります。

化粧品などの説明でよくでてくる角質層というのが肌の表面にあって、外部から細菌などが侵入するのを防いだり刺激から守ってくれているのです。

この角質層によるバリアのお陰でビタミンCも肌の表面から内側に浸透することができないのです。

酸化されやすい

酸化

通常のビタミンCは酸素と結びつきやすいのはご存知でしょうか?よくビタミンCの効果として挙げられる抗酸化作用というものがありますが、これはまさに酸素と結びつきやすい(酸化されやすい)という意味なのです。

また、酸素と結びつくというのは、言い方を変えると劣化とも言えます。一般的に使われている錆びるという言葉がありますが、これは多くの場合、金属に酸素が結びついて変色したものを指しているんですね。また、ワインなんかでも酸化して風味が変わってしまって味が落ちたりすることを劣化という意味を込めて酸化と呼ぶことがあると思います。

ビタミンCは体内で酸素が細胞に結びついて劣化してしまう前に、自分が酸素と結びついて肌を助けてくれる(これを抗酸化作用と言います)のですが、直接肌に塗っても外気に触れてしまうことによって無駄に酸素と結びついて役割を果たせなくなってしまう(壊れてしまう)のです。

以上のように、肌のバリア機能を通れないこと、優れた機能である抗酸化によって、せっかく優秀なビタミンCをそのままの形で肌に塗って効果を得ることが難しいのです。


肌のバリア内に浸透できて壊れにくいのが誘導体の特徴

浸透

ビタミンCのままでは肌のバリア機能を通れないし壊れやすいため、浸透させることができないので

という2つの課題を解決する必要があるわけです。そこで考えられたのがビタミンC誘導体なんですね。

なんだか化学分野の専門用語なので難しく聞こえてしまいますが、そもそも誘導体というのは簡単に言えば元の成分をちょっとだけ変えたものというイメージなんですね。

つまり、ビタミンC自体の機能を変えずに少し改良したものなのです。

正確に言うと、リン酸というものと結合させています。こうすることによって酸素と結びつくことを防いでくれるので、外気に触れても壊れないでいられるのです。

また、肌にはバリア機能が備わっているため、外部から美容成分を塗っても浸透することができないといいましたが、バリア機能を発揮して外部からの侵入を防ぐには、リン脂質(一般的にはセラミドと呼ばれているもの)が重要なのですが、ビタミンCを誘導体にするときに使うリン酸と同じような性質であるため、誘導体という形であれば肌の持つバリアにも馴染んで角質層の内側に浸透することができるのです。

さらに肌に浸透する際に、体内に存在している成分と反応してリン酸の部分が分離することで、ビタミンCとしての効果を発揮できるのです。

イメージとしては薬なんかで使われるカプセルと同じようなイメージでしょう。

例えば、胃で吸収してほしい薬なのに、そのまま飲むと唾液で分解されてしまうからカプセルで覆うことで胃まで無事に届かせて、胃酸によってカプセルを溶かして通常の薬として機能させるというようなイメージで捉えておけばOKです。

このように誘導体にすることでビタミンCの弱点をうまくカバーして肌の外側から浸透させることができるようになったものがビタミンC誘導体なのです。


まとめ

まとめ

以上をまとめると

ビタミンCを肌から直接塗って効果を出すためには

という性質が必要になるため、

できるようにしたものがビタミンC誘導体だということになります。

(実際にはカプセルで包んでいるわけでは無く別の成分を化学結合させて性質を変えていますが、私たちはスキンケアとして利用するだけですので化学式や難しい言葉を知るよりもイメージとして捉えられることが大切だと思って、化学結合の部分を“カプセルで包む”という表現にしてみました。)


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